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@2013 Hasselblad


初めてあった時に泣きながら謝り続けた顔をもう思い出せない。

血のつながりほど絆が濃いものはないと言うけれど、血の繋がりよりも過ごした時間の方が勝るだろう。

涙を流すこともなく、まるで他人事のように感じた自分は情がうすいと悩んだものだったが、それは本当に薄情だからだろうか。

・・・・・・

布団に包まりながら、この家で過ごしていた日々を思ってみた、その人生を思ってみた。

少し開いたふすまの間からは、うっすっら雪洞の光がゆらめていていた。

 
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